プーアルカフェのブログ2022-06-13T04:20:23+09:00専門店ならではの本物のプーアル茶を中国から直送!JUGEM中国郵便業務再開http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=3052022-04-29T15:02:00+09:002022-04-29T06:08:11Z2022-04-29T06:02:00Z
中国国内の郵便業務が再開しました。
これまでにたまった荷物などまだ以前のようにスムーズになったとはいえないようですが、当店からのプーアル茶も発送されています。
ご不便をおかけしました。
今日のプーアル茶は昌泰茶行の恒豊源の生茶(当店未発売)。
20...プーアルカフェ今日のプーアル茶
中国国内の郵便業務が再開しました。
これまでにたまった荷物などまだ以前のようにスムーズになったとはいえないようですが、当店からのプーアル茶も発送されています。
ご不便をおかけしました。
今日のプーアル茶は昌泰茶行の恒豊源の生茶(当店未発売)。
2003年の生茶なので19年熟成となります。
19年熟成ですが、熟成環境もありさっぱりとした仕上がりです。
今回もデーツを合わせて。
サウジアラビアのSultaniという品種です。
先日のKidriと同じように表面が乾燥してサクッとしていて、中はねっとりとしています。
全く同じ感想を書いていますが、サクッがより強く、ねっとりとしつつも果実の繊維感が少し残っています。
Kidriは黒糖のようなと書きましたが、Sultaniは干し柿のようですね。
甘みも強いのでさっぱりとした恒豊源にもよく合います。
デーツの味の表現はほとんどねっとりという表現になってしまいますね。。。
]]>下関鉄餅 金榜 T8663http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=3042022-03-24T21:58:00+09:002022-03-24T13:01:01Z2022-03-24T12:58:00Z一年半ぶりの投稿となります。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のプーアル茶は下関鉄餅 金榜 T8663
デーツと合わせてみました。
当店でも人気のプーアル茶、下関茶廠の8663の2012年版が売り切れになったので、その2017年版である下関鉄餅 金榜 T8663の発売で...プーアルカフェプーアルカフェのお茶
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日のプーアル茶は下関鉄餅 金榜 T8663
デーツと合わせてみました。
当店でも人気のプーアル茶、下関茶廠の8663の2012年版が売り切れになったので、その2017年版である下関鉄餅 金榜 T8663の発売です。
定番の8663ですが、2014年より発売された「金榜」シリーズはこれまでよりも原料をワンランク上げて作らた8663となります。
また、今回の8663は「T」8663。
下関茶廠得意の鉄餅となっています。
肝心のお味もおいしい仕上がりです。
茶葉の違いは一煎目によく出ていますね。
洗茶を軽めに(またはしないでも)プーアル茶を淹れると華やかな香りが立ちます。
また、口当たりも軽やかでありながらもふくらみのあるおいしさです。
デーツの上品な甘みともよく合います。
日本ではあまりなじみのないデーツですが、私の好物でプーアル茶にもよく合います。
このデーツはKhidriという品種でサウジアラビアのものです。
表面がサクッとして中はねっとりとした王道のおいしさです。
黒糖に似た甘みがあります。
この甘さとプーアル茶がよく合うのです。
皆様も機会がありましたら是非お試しください。
]]>南詔牌 福禄寿喜 沱茶http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=3032020-07-23T15:55:00+09:002020-07-23T06:57:51Z2020-07-23T06:55:00Z大変ご無沙汰しております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍の影響でいろいろとバタバタしていましたが、ようやく落ち着きました。
4連休が始まりましたが、コロナの再流行は心配の種です。
今朝は南詔牌 福禄寿喜 沱茶を品茶。
2013年のプーアル...プーアルカフェプーアルカフェのお茶
皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍の影響でいろいろとバタバタしていましたが、ようやく落ち着きました。
4連休が始まりましたが、コロナの再流行は心配の種です。
今朝は南詔牌 福禄寿喜 沱茶を品茶。
2013年のプーアル茶なので7年熟成となります。
もともと飲みやすく作られたプーアル茶なので、現在は一つの飲み頃といえるでしょう。
鮮烈な蘭香であった香りも、蜜香が立ってきました。
味わいも円くなり、もともとまろやかなプーアル茶でしたがそれ以上にするりと喉を下っていきます。
杯を置き、一息ついているとお香のような香りがふわりと鼻腔をくすぐります。
この香りははかない香りで、ふと気づくと次の瞬間には消えしまいます。しかし強く、見事な沈香です。
今日はどんよりとした曇り空ですが、ゆっくりとプーアル茶を飲むにはいい日です。
ブラインドからさす光には角度があり、明るすぎずやさしさがあります。
図らずもこんな時にピッタリのプーアル茶でした。
]]>発送作業再開いたしましたhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=3012020-02-27T01:15:18+09:002020-02-26T16:15:18Z2020-02-26T16:15:18Zコロナウィルスの影響にて先月末より発送作業を休止しておりましたが、2/23より通常通り再開いたしました。
今後ともプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
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プーアルカフェプーアルカフェのこと
今後ともプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
]]>俊昌號のおいしさhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=3002020-01-18T09:36:00+09:002020-01-18T00:42:29Z2020-01-18T00:36:00Z今月のおすすめは「華麗、俊昌號」で2013年の俊昌號の熟茶を紹介しています。
去年5月のおすすめ「美し、俊昌號」で紹介した2014年の俊昌號 生茶と対になるプーアル茶です。
俊昌號は六大茶山の作る號級茶として、臨倉茶区の老樹茶葉で作られています。
臨倉茶区...プーアルカフェプーアルカフェのお茶華麗、俊昌號」で2013年の俊昌號の熟茶を紹介しています。
去年5月のおすすめ「美し、俊昌號」で紹介した2014年の俊昌號 生茶と対になるプーアル茶です。
俊昌號は六大茶山の作る號級茶として、臨倉茶区の老樹茶葉で作られています。
臨倉茶区は孟海県の西部に位置し「プーアル茶の皇后」と称えられる冰島など有名茶区を含んでいます。
孟庫大葉種系の茶樹が多く、苦みの強さが特徴の布朗山系茶葉と比較して、すっきりとした味わいが特徴となります。
俊昌號はその中でも特に茶葉が大きく、樹齢が100年近くになる老茶樹の茶葉を使用してつくられています。
生茶はその大きな茶葉を生かし、流れるような餅面に仕上げます。
熟茶はその大きな茶葉を生かすよう、軽発酵にとどめ茶葉の軽やかさを表現しています。
味わいは軽やかで、優しく、しかししっかりとしたうまみをたたえています。
茶樹の樹齢、茶葉の美しさ、製茶のきれいさ、そしておいしさが合わさり、俊昌號として一つの表現となります。
1902年に興された俊昌號は六大茶山の社長である院殿容女史にゆかりのある茶号です。
院殿容女史はそれを現代風に、女性らしいコンセプトのある、美しいプーアル茶にリデザインしました。
よき時に、場を整え、美しい茶葉を崩してお茶を入れる。
やさしい香りと柔らかな味わい。
ただの茶葉ではない、エレガンスのある茶文化を内包したプーアル茶です。
]]>新年あけましておめでとうございますhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2992020-01-08T03:30:00+09:002020-01-08T20:04:13Z2020-01-07T18:30:00Z新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
2020年最初のプロジェクトといたしまして、現在プーアルカフェのシステム更新を行っております。
皆様により安心にご利用していただけるよう、HPをhttps化(セキ...プーアルカフェプーアルカフェのこと
今年もどうぞプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
2020年最初のプロジェクトといたしまして、現在プーアルカフェのシステム更新を行っております。
皆様により安心にご利用していただけるよう、HPをhttps化(セキュア通信化)を行っております。
https化にあたり、これまで皆様からいただいた「いいね!」がリセットとなってしまいましたので皆さまよろしければプーアルカフェのトップページより「いいね!」のクリックをお願いいたします。
また、12月より引き続き、10周年記念全品10%オフセールを実施しております。
近日中に2020年1月のおすすめを発表発表する予定ですが、それに伴い割引セールも終了いたしますのでこの機会をぜひご利用ください。
本年もたくさんの「いいね!」を頂けるようスタッフ一同精進して参ります。
プーアルカフェをどうぞよろしくお願いいたします。
]]>プーアルカフェ10周年!http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2972019-12-27T09:29:00+09:002019-12-29T00:29:21Z2019-12-27T00:29:00Z2009年の12月にプーアルカフェは開店しました。
2009年の12月1日を目標に開店準備を行っていましたが、サイトの開発が少し遅れて数日遅れで開店しました。
開店時はバタバタしていて、12月の何日にサイトがオープンしたのかは記録は残っていませんが(確か12/3?)、...プーアルカフェプーアルカフェのこと2009年の12月にプーアルカフェは開店しました。
2009年の12月1日を目標に開店準備を行っていましたが、サイトの開発が少し遅れて数日遅れで開店しました。
開店時はバタバタしていて、12月の何日にサイトがオープンしたのかは記録は残っていませんが(確か12/3?)、最初にご注文を頂いたのは12/9でした。
当店が最初にいただいたご注文は大益茶の7572、そして7562でした。
どちらも70年代から作られているプーアル茶で、現在も作られている銘茶です。
友人と始めたプーアルカフェですが、最初のご注文を頂いたときはともに色めきだってプーアル茶を発送しました。
それから10年、現在でもプーアルカフェを続けられたことはひとえにお客様のおかげです。
この10年でプーアル茶を取り巻く環境は大きく変わりました。
中国経済の発展に伴い、おもに中国南東部で消費されていたプーアル茶ですが、各地で消費されるようになり、消費者の味覚が変化し、それに合わせるようプーアル茶の味づくりも変化しています。
茶づくりの技術の進展や衛生観念の広まり、茶文化の深化などによってプーアル茶づくりのクオリティは大きく進歩しました。一方で、マーケットから老茶は姿を消し、新茶が主になると新茶でもおいしく飲めるプーアル茶が増えたりもしています。
一方で昔ながらのプーアル茶も当然残っています。
2000年台初頭に作られた、国営時代の大益プーアル茶は飲み頃を迎えましたが、価格も大きく上昇しました。
かつて、紅印円茶が200万円の値を付けたとニュースになりましたが、現在では100万を超えるプーアル茶はざらで1000万円を超えるプーアル茶も少なくありません。新茶の価格も3倍以上、高級茶では10倍以上と中国の経済発展を経て大きく上昇しました。
もちろん当店にも変化があります。
時代の変化に対応してスマホにも対応しました。いろいろなプーアル茶をお試しいただけるよう、小分け茶の販売もしています。友人3人で始めたプーアルカフェですがスタッフも増えました。
しかし、何より大きな変化といえばやはりプーアル茶です。
熟成はプーアル茶大きなの醍醐味の一つですが、開店時からコツコツと仕入れてきたプーアル茶がだんだんと飲み頃を迎えています。当店のような小規模な店ではすべての仕入れが真剣勝負です。そんな中、昌泰號 版納七子餅茶のようにマーケットが注目していないときに仕入れたプーアル茶が評価されるのはおいしさだけではないプーアル茶ならではの楽しみでありプーアル茶文化の一面ともいえます。
とりとめもなく長い文章となってしまいましたが、これまで10年プーアルカフェをありがとうございました。
これからも良質のプーアル茶、プーアル茶にまつわるあれこれを紹介していきたく思います。
今後ともプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
]]>和諧中国 特供茶http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2962019-11-15T10:39:00+09:002019-11-15T01:42:10Z2019-11-15T01:39:00Z久しぶりに和諧中国 特供茶を品茶。
残りも少なくなってきたので品茶の頻度も減ってしまいました。
昌泰茶業が2007年に作った特製プーアル茶です。
四年に一度開かれる、中国でもっとも格の高い党大会用に作られたプーアル茶なので昌泰の面子がかかった重要なプー...プーアルカフェ今日のプーアル茶和諧中国 特供茶を品茶。
残りも少なくなってきたので品茶の頻度も減ってしまいました。
昌泰茶業が2007年に作った特製プーアル茶です。
四年に一度開かれる、中国でもっとも格の高い党大会用に作られたプーアル茶なので昌泰の面子がかかった重要なプーアル茶です。当店でも最高のプーアル茶のひとつです。
作られてから12年がたちました。
かつてはすっきり、そして華やかなプーアル茶というイメージでしたが、前回品茶したときにはすでにまろやかになっていました。
さて、今回は老茶らしい風味が加わっています。以前からその片鱗は見られていましたが、確かな味わいとして老味が見られます。香りも十分複雑でしたが陳香が強くなりいっそう重層的に。プーアル茶以外では出会うことのない香りです。
順当に熟成が進んでいます。
次飲むときも新しいおいしさを見せてくれることでしょう。
]]>大益茶7632のおいしさhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2952019-11-07T07:24:00+09:002019-11-07T03:10:06Z2019-11-06T22:24:00Z今月のおすすめは大益熟茶レシピ飲み比べセットです。
このセットでは7632、7572、8592と3つの大益熟茶のレシピを飲み比べています。
今回の飲み比べセット紹介のきっかけとなったのが3つのプーアル茶のうち7632でした。
7632の特徴は、まずそのレシピ番号から...プーアルカフェプーアルカフェのお茶大益熟茶レシピ飲み比べセットです。
このセットでは7632、7572、8592と3つの大益熟茶のレシピを飲み比べています。
今回の飲み比べセット紹介のきっかけとなったのが3つのプーアル茶のうち7632でした。
7632の特徴は、まずそのレシピ番号から高級茶葉で作られたプーアル茶であることがわかりますが、このプーアル茶にはもうひとつの特徴があります。
それは「軽発酵」熟茶レシピであること。
軽発酵レシピはその名のとおり、発酵が軽く、その風味もすっきり軽めの仕上がりです。
このプーアル茶のように小さな茶葉は軽発酵に仕上げられることがしばしばあります。
紹介文には「すっきりとした味わい」と書かれています。
しかしながら、先日久しぶりにこのプーアル茶を飲んだところそれまで似ないコクとうまみを感じます。
一般に熟茶は経年による味の変化が少ないとされています。
しかし軽発酵で作られた熟茶は発酵度の浅さから更なる熟成の余地を残しています。
この7632が作られたのは2012年、それから7年がたち十分に後発酵がすすんできました。
7年間の間にほのかに残っていた酸味はコクとうまみに変化しました。
このような変化があるのはわかっていたのですが、飲んでみたら実にその調子がいい。
茶がのどを下った後に残る韻が心地よく、80年代7532を思い出させました。
ということで80年代7532を出して飲み比べてみました。
もちろん生茶と熟茶なのでその風味は違います。
しかしながら茶の奥から匂い立つコクの風味、楠香は共通項です。
なかなかの良茶です。
]]>発送作業再開のお知らせhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2932019-09-23T12:05:05+09:002019-09-23T03:05:05Z2019-09-23T03:05:05Z9/22より発送作業を再開いたしました。
大変ご不便をおかけいたしました。
発送作業休止中にいただいたご注文については順次発送いたしますので今しばらくお待ちください。
今後ともプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
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大変ご不便をおかけいたしました。
発送作業休止中にいただいたご注文については順次発送いたしますので今しばらくお待ちください。
今後ともプーアルカフェをよろしくお願いいたします。
]]>担当者療養につき発送作業休止のお知らせhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2922019-09-06T05:52:08+09:002019-09-05T20:52:08Z2019-09-05T20:52:08Z誠に申し訳ございませんが担当者療養のため当面の間、発送作業をお休みさせていただきます。
今月下旬の再開を予定しております。
注文は通常通り受け付けておりますが、休止中に頂いたご注文は復帰次第順次発送いたします。
JUGEMテーマ:お茶JUGEMテーマ:中国茶...プーアルカフェプーアルカフェのこと
今月下旬の再開を予定しております。
注文は通常通り受け付けておりますが、休止中に頂いたご注文は復帰次第順次発送いたします。
]]>昌泰歳月プーアル茶とデーツhttp://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2902019-04-10T04:23:22+09:002019-04-09T19:23:22Z2019-04-09T19:23:22Z久しぶりに昌泰歳月 十五年をいただきます。
お菓子にはお土産にいただいたデーツをいただきます。
Segai種で表面はドライでさくっとしていて中はねっとり、キャラメルのような風味があってフルーツを乾燥させただけとは思えないおいしさです。
このプーアル茶...プーアルカフェ今日のプーアル茶昌泰歳月 十五年をいただきます。
お菓子にはお土産にいただいたデーツをいただきます。
Segai種で表面はドライでさくっとしていて中はねっとり、キャラメルのような風味があってフルーツを乾燥させただけとは思えないおいしさです。
このプーアル茶は昌泰が1999年に作ったプーアル茶を2008年に買い戻して2014年に小分けにして販売したものです。
歳月十五年となっていますが、発売の時点で十五年熟成、今年で20年熟成を迎えます。
20年熟成となると文句なしの老茶です。
老茶なので好みにもよりますが、しっかり目に洗茶をしてからいただきます。
派手さはありませんが、複雑な香り。これがほかのお茶にはない、長期熟成されたプーアル茶の醍醐味です。
口に残るデーツの余韻をプーアル茶が洗い流し、プーアル茶の香りの余韻を楽しむ。
どちらも幸せを運んでくれます。
]]>ごくごく飲みたいフータン茶http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2892019-03-23T20:09:00+09:002019-03-23T11:15:25Z2019-03-23T11:09:00Z今月のおすすめはフータン茶。
漢字で書くと茯磚茶。
茯茶とか、日本ではフー茶とも呼ばれています。
ダイエット効果や整腸機能など体にいいことでもしられている茯磚茶ですが、その秘密はプーアル茶同様「発酵食品」であることにあります。
茯磚茶はその複雑...プーアルカフェプーアルカフェのお茶フータン茶。
漢字で書くと茯磚茶。
茯茶とか、日本ではフー茶とも呼ばれています。
ダイエット効果や整腸機能など体にいいことでもしられている茯磚茶ですが、その秘密はプーアル茶同様「発酵食品」であることにあります。
茯磚茶はその複雑な製造工程の中でも「金花カビ」による発酵が特徴となっています。
この金花カビが作る酵素がプーアル茶ともまた違った風味、そして効果を生み出します。
お茶ごとに個体差があるので茶葉を崩して黄色い粒が見える「金の花」が咲いたフータン茶は大当たり。
(見えなくとも目に見えないだけでお茶にはしっかりといるのでご心配なく)
ちなみに2008年のフータン茶は「金の花が」咲いたあたりが多く出ています。
(細かく見える黄色い点が「金の花」です)
そんなフータン茶ですが、味わいは苦味渋みもほとんどない、やさしい口当たりのお茶です。
だんだんと暖かくなってきましたが、カフェインも少なめなので毎日ごくごくと飲みたいですね。
そんなわけで今月は煮出してゴクゴク、フータン茶としてたっぷりと煮出してのむ飲み方をおすすめしています。
煮出し方も書いてありますが、基本的にはやかんにお湯を沸かして茶葉を入れるだけ。
1リットル当たり3gをおすすめしていますが、多くても少なくてもかまいません。
苦味などがないので濃くても大丈夫。そしてしっかりと存在感があるので薄くともおいしくいただけます。
フータン茶はもともと遊牧民のために作られたお茶です。
肉や乳製品を多くとる遊牧民にとって、このお茶は必需品となっています。
肉などではとることの出来ないビタミンのため、体のバランスを整えるため彼らは毎日4リットルものフータン茶を飲むとも言われます。
以前より肉食が増えてきた現代の日本人も必要なお茶かもしれませんね。
]]>Hanako 4月号http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2882019-02-28T22:44:00+09:002019-02-28T13:45:28Z2019-02-28T13:44:00Z本日発売のHanako 4月号にPuer-cafeがちょっとだけ載っています。
やっぱり私は、お茶が好き。
プーアルカフェもお茶が好きです。
他にもたくさんの素敵なお店などが紹介されています。
ぜひご覧ください。
JUGEMテーマ:お茶JUGEMテーマ:中国茶
プーアルカフェプーアルカフェのこと
やっぱり私は、お茶が好き。
プーアルカフェもお茶が好きです。
他にもたくさんの素敵なお店などが紹介されています。
ぜひご覧ください。
]]>バラと和三盆と玖瑰大益http://puer-cafe.jugem.jp/?eid=2872018-12-26T07:43:00+09:002018-12-25T22:50:40Z2018-12-25T22:43:00Z今年ももう終わりですね。
とたずねてきた友人にお菓子をいただきました。
バラの花びらが押された和三盆です。
となれば玖瑰大益をあわせるしかないでしょう。
玖瑰とは中国語でバラの総称。
つまり、薔薇大益ということになります。
初代玖瑰大益2002年に...プーアルカフェ今日のプーアル茶
とたずねてきた友人にお菓子をいただきました。
バラの花びらが押された和三盆です。
となれば玖瑰大益をあわせるしかないでしょう。
玖瑰とは中国語でバラの総称。
つまり、薔薇大益ということになります。
初代玖瑰大益2002年に作られました。
当時、孟海茶廠が作るプーアル茶に特に名前などはないのですが、その包み紙の色がピンク色(玖瑰色)に見えることからいつしか玖瑰大益と呼ばれるようになりました。
「いつしか」というのはもともと玖瑰大益は作られた当時紫大益でした。
紫大益とは包み紙の印字が紫色だからです。
しかし、経年とともに紫色があせ、ピンク色に変化していったためだんだんと紫大益から玖瑰大益と呼ばれるようになりました。
ちなみに、2003年以降の紫大益は今でも変わらずに紫大益と呼ばれています。
さて、和三盆はさっぱりとした甘味なので、プーアル茶もさっぱり目に入れるといいでしょう(濃くし過ぎない)。
このお菓子は阿波の和三盆で作られているとのこと。
阿波の和三盆は今でもサトウキビといわれて想い起こすサトウキビとはまた種類が違うそうです。
そして非常に手間隙のかかる精糖技術。
そのようにして造りあげられる和三盆はほかの砂糖とは違うおいしさを持っています。
その口どけのよさ、そしてほのかに残る蜜糖の風味。
そこにかすかな花の香りがアクセントとなります。
それぞれが相まって、やさしい味わいのなかに玄妙さを感じることができます。
わかりやすいおいしさのお菓子が世の中にはたくさんありますが、和三盆のような繊細なおいしさにはまたひとつ違ったおいしさがあると思います。
一方の玖瑰大益も精緻な茶作りがされています。
中国の文化遺産に登録された大益の製茶技術、特に配方とよばれるブレンド技術、さらに発酵技術のここ数年の進展には目を見張るものがあります。
2016年に作られた玖瑰大益にはその粋が詰まっています。
大益熟茶の基本形である大益茶7572と気をつけて比べてみるとその違いが見えてきます。
お菓子に限らず、プーアル茶の微妙の違いも、ちょっと意識しないと気づかないかもしれませんが、確かにおいしさに違いがあります。
今年も一年おいしく過ごせました。
来年もおいしい一年を。
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