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常時50種類以上の茶葉を取りそろえているプーアル茶のプーアルカフェ本物のプーアール茶をお届けします。脂肪燃焼効果でおいしく優しくダイエット

  • 2017.10.16 Monday
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プーアル茶とおいしいおやつ

今日は友人からの頂き物でティータイム。

Bateelのデーツ(ナツメヤシ)。
原野香プーアル茶とデーツ

一口にデーツといってもピンからキリまであるようですが、Bateelのデーツといえば間違えなくピンのほう、サウジアラビア王室ご用達のデーツとしても有名です。

デーツはいわゆるドライフルーツで果肉は緻密、味わいも濃厚です。
干し柿よりも甘く、濃厚になったものといえるでしょうか。

デーツが濃厚な味わいなので、さっぱり目のプーアル茶を選んでみます。
さっぱりとしながらもデーツの濃厚さに負けないよう、孟庫茶廠の雙江孟庫 原野香 美術字体を選びました。
原野香プーアル茶

2001年に作られたこのプーアル茶は孟徹山の野生茶の一番おいしいところで作られたプーアル茶で、山頭主義の走りともいえます。厚紙版と薄紙版がありますが、当店がストックしているのはそのうちの薄紙版です。2011年に仕入れましたが、それから7年がたちその風味は大きく変わってきました。

当店で買い付けた当時はドライで軽やかな仕上がりでしたが、その後当店の倉庫で熟成が進むにつれまろやかさが出てきました。倉庫の影響だけではなく、プーアル茶そのものの変化でもありますが、現在ではまろやかさが増し、味わいにぐっと厚みが増しています。これならデーツの濃厚さにも負けないでしょう。

さて、デーツですが、上の二つはそれぞれ品種が異なるもの、その下のものはドライジンジャーを挟んだもの、オレンジを挟んでチョコレートでコーティングしたものです。これまでデーツの食べ比べたことはありませんが、品種で確かに味わいに変化があるのですね。

プーアル茶でも同じことが言えます。
プーアル茶の茶葉の品種は細かく同定されているわけではありませんが、たとえば茶山、茶区の単位で確かに風味は異なります。雲南省の北部と南部とでの風味の違い、南部の中でも長江の北東と南西での違い、さらには班章や易武のような有名茶区でも変化があります。
ちなみにこの雙江孟庫 原野香 美術字体は野生茶なので茶山に自生しているさまざまな品種の茶葉が混ざっているわけですが、その総合的な風味が孟徹の風味、このプーアル茶の風味を生み出しています。

種で増える野生茶は同じ茶樹の種から成長したものであってもその風味は異なります。
一方の茶園茶は接木で増やされるのでそれらは同じ品種であり、同様の風味を持つように育ちます。なので茶園茶のほうが均一な風味を持つわけです。

などいうことを話しながら楽しんでいたのですが、ずいぶんと話がそれてしまいました。
プーアル茶に限らず、お茶を楽しむときはそのお供が大事ですね。そしてそれぞれのお茶によく合うお茶請けも考える、そして何より楽しく会話をしながらいただくとさらにおいしさが広がっていくのではないでしょうか。


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易昌號 精品 2002

今月のおすすめは易昌號です。

今月のおすすめのためにサンプルを探していると2002年の易昌號が出てきた。
ということで今日は易昌號特集をしておきながら販売していないプーアル茶の品茶である。


このプーアル茶は開店時に販売していたプーアル茶で、今月発売の'99易昌號と一緒に深センの昌泰事務所から仕入れたものである。
現在ではもうなくなってしまったが、当時昌泰茶業は深センに事務所がおいてあり、当店も懇意にさせてもらいいろいろなプーアル茶を融通してもらった。そこは店舗ではなく事務所なので通常は卸を行っていないが、日本に向けてプーアル茶を販売するという話を面白いと思ってもらっての話であった。

その事務所はホテルの一室だったので大量の在庫があるというわけではないのであるが、少数精鋭のプーアル茶がおかれていた。その中の一つが'99易昌號であり、このプーアル茶である。ここで'99易昌號を仕入れることができたのはとてもラッキーだった。

ちなみに、どちらも昌泰茶行の社長、陳世懷氏が州政府の高官を接待するために昆明の倉庫から一筒づつもってきたもののうち、残ったものであった。

どちらも当時昆明倉から持ち出されたものであったが、その出自が異なっている。
一つは99年の極品、もう一つは02年の精品。そのスペック上の違い以上に熟成状態が大きく違っていた。
その違いは昆明倉にたどり着くまでの道のりで,'99易昌號は香港倉を経て昆明倉に戻ったものであり、この'02易昌號は昆明倉育ちである。

その違いは明確で製造年の違いである3年以上の熟成度の違いがあった。
香港倉でしっかりと熟成された'99易昌號に対して昆明自然倉の'02易昌號。自然倉7年なのでまだまだ若いという印象を記憶しているが、実際当時の紹介分を確認すると熟成はそこまで進んでいませんがと書いてある。

それから7年がたち熟成はしっかりと進んでいる。
とはいえ'99易昌號とは違う熟成だ。7年前の'99易昌號と比べてもやはり違う。
自然倉の熟成はやはりクリアですっきりとした仕上がりである。マレーシア熟成の2000年の易昌號 精品とよく似ている。
これはグレードが一緒だからという話ではなく、熟成具合が似ている。しかし、マレーシア熟成のほうがよりまろやかな印象。

同じ易昌號なので基本的な味づくりは一緒である。それでも熟成具合の違いによって、グレードの違いによって違いが出てくるところがプーアル茶の面白さであり、奥深いところである。

なんてことを昔のプーアル茶を飲むと思いなおしてしまうのです。

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80年代昆明茶廠春尖茶

今月は下関茶廠の春尖茶を紹介しているので今日は80年代に作られた春尖茶を品茶。


この春尖茶は昆明茶廠のものです。
昆明茶廠は孟海茶廠、下関茶廠とともに古くから国営茶廠としてプーアル茶を作ってきましたが1995年に一度解散しています。
このお茶はまだ昆明茶廠が元気だった(?)80年代に輸出用に作られたお茶です。
プーアル茶を作っていたと書きましたが、プーアル茶以外のお茶も作っており、このお茶もプーアル茶ではなく緑茶として作られました。

茶葉は大変小さく、グレードでいえば特級といったところでしょうか。
そもそもとして小葉種です。なので同じ春尖茶でも下関春尖 一級茶とはだいぶ異なります。


味わいももちろん大きく異なります。
作られてからの年数が違うのでその風味が違うのはもちろんなのですが、もともとの味も異なります。
この昆明茶廠の春尖茶は作られてから30年がたちますが、熟成されたプーアル茶のようなまろやかさは出ません。
もちろんまろやかさはあるのですが、それは茶葉がもともと持っているまろやかさとプーアル茶とは違う経年変化によるものです。


ではこのお茶はどうなのよと聞かれれば「おいしいですね」であり「珍しいですね」との答えになるでしょうか。

このおいしさはこのお茶が持っているおいしさであり、それが年月とともに変化した風味なのですが、もともとのお茶の素性がよいのでおいしいことに間違いないので「おいしいですね」との答えが出てきます。

一方の「珍しいですね」の部分は、プーアル茶の熟成では力強い茶葉の味わいがまろやかになり、まろやかさと同時に味わいに厚みを増していきますが、このお茶の変化は緑茶がもともと持っていたであろうカドが取れてすっきりと丸くなったという印象で、その風味は独特です。
ちなみに、味わいが厚くなったという部分もありますが、やはりプーアル茶のようには行かないようです。


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今日のプーアル茶:国艶境界 老曼峨

今日は国艶茶廠の作る、国艶境界 老曼峨を品茶。
境界プーアル茶

国艶境界は国艶茶廠の最高級生茶シリーズで、毎年その年の枚数だけ(2009年であれば2009枚)の限定生産品である。
約2000枚=800kgという数字は小規模茶廠でない茶廠の作るプーアル茶としてはかなり少なく、しかしそれだからこその厳選した茶葉での茶作りをすることができる。

このプーアル茶はプーアル茶バブル真っ最中の2008年に作られたプーアル茶である。
バブルであり、老曼峨という産地であったため価格も大きく上がっていた。
開店時の仕入を行っていたが、資金力の無い当店にとってはこのようなプーアル茶は高額でおいそれ手に入れることができず、最小の仕入での開店となった。

その後も日々試飲を続ける毎日であったが、このプーアル茶を飲むたびにそのおいしさ、それは老曼峨茶葉のもつ味の強さであり、ひいてはこのプーアル茶の品質の高さにとらわれるようになり、次第に頭からはなれなくなり結局再度仕入を行ってしまったプーアル茶です。

その後、老曼峨のプーアル茶は評価を上げていき、このプーアル茶も大きく値を上げました。
プーアル茶バブルの崩壊などもありましたが、なんだかんだでバブル時よりも茶葉の価格が上昇した現在では同じレベルのプーアル茶を作るろうとしたら一枚いくらかかるのかわりません。

と思わずこのプーアル茶にまつわる思い出話が長くなってしまいましたが、このプーアル茶の品評です。

老曼峨は最も高値のつく茶産地である老班章から3km程度の距離にある茶産地です。
その歴史は古く、たくさんの老茶樹が見られます。そして、その味わいは班章茶に近く「味の強さ」に特徴があります。

この国艶境界シリーズであるこのプーアル茶は老曼峨の老樹で摘まれた新春若芽で作ったプーアル茶です。
若芽ですが雲南大葉種の中でも茶葉の大きな在来種で、しかも老樹。そこから摘まれた若芽は若くともサイズ感があり、ふっくらと柔らか。

できたての頃は苦味がこれでもか!というほどに強く「ポテンシャルは最高」と確信はできるけれどもプーアル茶としてのおいしさはまだまだといったところであったが、それから9年がたった現在、苦味は重厚なコクへと変化した。

この濃厚なおいしさは老曼峨ならではであり、班章系統のおいしさの中でも最上レベルに位置する味わいである。
煎もよく続くプーアル茶であるが、最初の一煎目の重厚感のあるおいしさはこのプーアル茶ならではであり、この一煎のためだけにこのプーアル茶を飲んでも惜しくはないほどである。

作られてからの7年で苦味が消え、コクのプーアル茶となったこのプーアル茶であるが、これからの10年はまろやかさを見据えた10年となる。期待からはじまり、確信へと変わり、実りの季節を迎えた国艶境界 老曼峨。これから飲み頃へと熟れて行く極上のプーアル茶です。


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六山十年、光り輝く茶葉

六大茶山の開廠十周年を記念して作られた六山十年を品茶。
六山十年プーアル茶

十周年を記念して作られたプーアル茶なのでその品質は折り紙付きだ。
六大茶山の喬木茶で作られた、野生茶づくりのプーアル茶である。

このプーアル茶を飲むのは久しぶりである。毎度のことであり、やはり今回もであったが包み紙を開いたときにハッと目を奪われてしまった。このプーアル茶の餅面は、なんというか若芽が輝いている。

若芽の多いプーアル茶であれば他にもあるのだが、このプーアル茶のように若芽が輝いて見えるプーアル茶は他には無い。輝いているのはいわゆる銀毫であるが、他の銀毫茶では輝くことはない。書きながら記憶を辿ってみたが、和諧中国に似たような印象を受けた事がある。しかし、このプーアル茶の輝きの方が輝きと呼ぶにふさわしい。他の茶葉とのコントラストが高いからなのであろうか。
プーアル茶茶葉

さて、ともあれ茶を淹れる。
このプーアル茶は緩めに押し固められているので手でも問題なく崩すことができるが、せっかくなので茶刀などで茶葉を砕く事なく大事に崩したい。

作られてから4年がたち、その香りは落ち着いている。
後熟(ホウスウ)と呼ばれる熟成はプーアル茶の特徴である。この後熟を経て陳香と呼ばれる香が生まれ、プーアル茶はまろやかになってゆく。
近年は新しいプーアル茶を飲むことも流行なせいか、プーアル茶の熟成を劣化だという者すらいるがそれはプーアル茶のおいしさ、陳年茶のおいしさを分っていないと言わざるを得ない。

プーアル茶の作り方にも色々とあるが、できたてのプーアル茶は色々な意味で鮮烈である。
作られてから一、二年の間はその鮮烈さが抜けて行きプーアル茶の味もぼけて行く。たしかに茶として劣化していのかもしれない。しかしその後、大体青味の抜けたタイミングでプーアル茶はまろやかになり味わいに深みが増してくる。これがプーアル茶の旨味の始まりであり、未来への期待であり、プーアル茶の醍醐味である。

作られてから4年が経つこのプーアル茶はちょうどそんな感じだ。
水色にも落ち着きの色が見え、できたての頃の溌剌とした蘭香もすっかり落ち着き陳香も伺える。青味は消え、渋味もほぼ治まった。苦味も引いてきているが、相対的に存在感があり茶全体に深みを与えている。結果コクがでて来る訳であるが、とどのつまりは茶葉の旨味が味のバランスを引き締めているのだということに気づく。

野生茶のお手本、易昌號にも通じる部分であるが、若芽であり、その若芽は長く茶葉が大きい。
これはいわゆる若芽長がいいという事であり、生育条件として密集しすぎず十分に栄養が行き渡っている事を意味する。きっとこういった健やかに成長した茶葉が餅面の輝きを生んでいるのだろう。


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2007年 易昌號 正品と'99年 易昌號 極品

茶箪笥の整理をしていると2007年の易昌號 正品が出てきた。
易昌號正品プーアル茶

易昌號には珍品、精品、正品と三つのグレードがあり、その違いは珍品が野生茶の一芽二葉、精品が野生茶+野放茶の一芽二葉、正品が野生茶+野放茶の一芽三葉づくりとなるが、これはその中の正品である。(茶樹の違いに付いてはこちら

スペック的な事よりも、飲み手の立場から見れば、正品が普段使い、精品が高級なプーアル茶、珍品がコレクターズアイテムといったところであろうか。味の面において一芽三葉作りの正品は穏やかなおいしさで普段使い、一芽二葉作りである精品はキレがあり緊張感を持った高級茶、一芽二葉の野生茶となると精品をより研ぎすました印象の特別な時に飲みたいプーアル茶といった印象である。
(今回試飲している易昌號 正品は既に売切れとなっていますが、同じ2007年の易昌號 精品は現在でも販売中です)

さて、この箪笥から出てきた易昌號 正品ですが、開店時に仕入れたプーアル茶でHP上に掲載されているまさにそのものである(茶葉に埋もれた内飛の状態を比べてみれば分るかと思います)。当店が開店したのが2009年、当時のプーアル茶の価格と資金力を鑑みるとどうしても作られて数年程度の若いプーアル茶を多く仕入れることしかできなかったが、その中でもこだわって仕入れたのが易昌號である。

と懐かしさから思わず話が脱線してしまいましたが、このプーアル茶が作られて早9年(ようやく9年と言うべきか)。若さはすっかりと抜けおいしく育っている。
易昌號は易武山プーアル茶であるが、易武山茶のおいしさは「幽玄な味わい」と評されように、おいしさの中にも軽さがあり、味わいにいい意味での「抜け」がある。易昌號はその易武山茶の特徴をより強調した作りで枯淡ともいえる儚さがあり、ある意味「物足りなさ」に杯がすすめられてしまう。

とここまで書いたところで本家本元'99易昌號の味わいを確認しなくていいのか?と思ったので急遽'99昌泰號も試飲。
99易昌號 極品
久しぶりに飲むが、記憶の通りのこれぞ易昌號である。茶質最高と評される'99易昌號であり、16年もののプーアル茶である'99易昌號 極品と2007年 易昌號 正品に違いは当然あるが、その味作りはどちらも易昌號。大益のプーアル茶とはその味作りは異なり、他には無い易昌號の味作りである。

ちなみに'99易昌號は極品である。
2007年の易昌號では珍品が最高級グレードであるが、初代易昌號では極品が最高級である。茶質最高と評される易昌號の極品なのでその茶気は最高であり、厚みはしっかりとありながらもそこに「抜け」があるのが易昌號のすごいところ。そして、「抜け」があるのに飲んだ後にじんわりと広がる口感のつよさがまた易昌號のすごいところである。

とここまで書いておきながら、プーアル茶のおいしさにもてあそばされ、何を書こうと思っていたかがすっかりとあやふやとなってしまった。きっと書きたかった事は「易昌號はおいしい」と言う事だったのであろう。

ということで各種易昌號販売中です。
C0902 易昌號易武七子餅茶 精品
C0301 易昌號 100g小餅
C0001 易昌號易武七子餅茶 篆体版 精品
C0019 易昌號易武七子餅茶 復刻品 一筒

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抱拙紅鉄とその熟成

今日は抱拙紅鉄を賞味。
抱拙紅鉄プーアル茶

とはいえ飲んでいるのはこっちの抱拙紅鉄

プーアル茶自体はまるっきり同じであるが、その違いは熟成環境。
こちらの抱拙紅鉄がマレーシア熟成であるのに対して、もうひとつのこちらの抱拙紅鉄は広州熟成。

そして今飲んでいるこの抱拙紅鉄はマレーシア熟成のものである。

どちらもおなじ抱拙紅鉄なのでその味わいは基本的に一緒である。どちらも抱拙紅鉄の特徴的な口感があり、個性的なプーアル茶かと思えばお試しいただいたお客さんのほとんどに「これはおいしい!」とお気に入りいただくプーアル茶である。なのでどちらも間違いなくおいしいのであるが、そのニュアンスはやはり異なる。

すっきりと仕上がっているマレーシア倉、ややしっとり感のある広州倉。
マレーシアのほうが熟成は軽め。広州はややしっかりめ。

どちらがいいのとたずねられればどちらもいいよと答えるわけだが別に売り手であるからというわけではない。
どちらの抱拙紅鉄もおいしいプーアル茶に熟成される範囲内での熟成で、ややしっかりめという広州倉の抱拙紅鉄であってもその熟成具合は重湿倉というわけでもなく、その期間も6年ほどなので現時点では大きな差にはなっていない。しかし、その6年間の熟成はこの先の熟成において(広州ではなく、たとえば日本で熟成されたとしても)アクセントを添えるいい熟成となっている。

さて、マレーシア熟成のこの抱拙紅鉄、この記事を書きながら、すいすいとおいしく飲み終わっていた。そして、改めて茶葉をみると、後一煎分しか残っていない。お気に入りでなんだかんだでしょっちゅう飲んでいたから当然といえば当然である。
もしかしたらこの事実がこのプーアル茶のおいしさなのかもしれない。

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今日のプーアル茶:正宗 紅色昌泰號

2005年の紅色昌泰號を品茶。
紅色昌泰プーアル茶

このプーアル茶は2000年に最初につくられた最初の紅色昌泰號のレシピをついだ2005年版である。
紅色昌泰號は昌泰茶業の標準品で、孟海茶廠で言うところの7542に当たる。
(ちなみに同じ2000年に橙色昌泰號も作られているがこちらは8582といったところだろうか)

昌泰號の味作りは孟海茶廠のそれに比べて軽快であるが、これは他の版納七子餅茶でもそうであるし、易昌號にもその傾向を見ることができる。

このプーアル茶は2005年に作られたものなので丸10年が経過している。
味わいは落ち着きその色、香ともに飲み頃を迎えているが、まだ若さがある。贅沢を言えばもう3年ぐらい熟成させたい。

落ち着きつつも華やかさのある陳香、参香、梅香など様々な香があるが、つまりは紅色昌泰號の香である。
インターネットを通してプーアル茶のもつすばらしさを伝える商いである以上、言葉数は多くなるが可能であれば「これが紅色昌泰號の香」の一言で伝えてみたいものである。

さらに言えば「これが今日感じた紅色昌泰號の香」といいたい。
その時の体調、気分、まわりの雰囲気など様々な条件で、その時々で、プーアル茶の印象は大きく変わる。
ちなみに今はとてもいい気分、というべきかは分らないがプーアル茶を美味しく感じる状態である。
体調自体がいい訳ではない。

体がプーアル茶を欲しているのだろうか。

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今日のプーアル茶:中茶牌簡体字鉄餅

今日は最近話題に上る中茶牌簡体字鉄餅を品杯。
下関簡体プーアル茶
このプーアル茶は当店で取り扱いのある中では最も古い、1973年に作られたプーアル茶です。
昔のプーアル茶は自然と呼び名が決まっていきます。そして、このプーアル茶の呼び名では「昆明第一鉄」がもっともよく知られています。

その由来は「昆明茶廠が最初に作った鉄餅プーアル茶」です。
実はこのプーアル茶は長く昆明茶廠が作ったものとされ、そのように呼ばれていました。しかし、2000年代に入ってから行われた調査によると昆明茶廠の職人たちにこのプーアル茶を作った記憶はなく、また製造機械(鉄餅は機械型なので専用の機械が必要)の必要性を考えると昆明茶廠で作られたとするのは難しく、そのほかの条件などからもこのプーアル茶は下関茶廠で作られたものであると考えられ、現在では下関茶廠が作った鉄餅であるという考えが一般的です。

さて、当店のこのプーアル茶ですが、香港で20年間熟成されたものを日本のコレクターがさらに20年間休ませたものとなります。香港倉なので強めの熟成ですが、白露なども出ておらず良好な熟成具合といえます。また、日本で20年間休まされていることもいい影響を与えています。

とはいえ、いずれにせよよく熟成しているのでプーアル茶のでもすこぶるいいです。
少量の茶葉でもよく出て、煎も非常によく続きます。むしろ濃く入れると倉味が強くなりすぎるので薄めに入れてください。
味わいはまろやかさが何よりもそのおいしさです。
40年間の熟成を過ごしたプーアル茶は滑らかでまろやか。しかしそこに存在感があります。
糯味ような甘みを連想させる風味、小豆のような香り。言葉であらわすとただの単語への矮小化となってしまいますが、熟茶とも違う、20年程度の老茶とも違う味わいをこのプーアル茶は持っています。

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今日のプーアル茶:金奬重慶沱茶

今日は中国で初めてモンドセレクション金賞を受賞した金奬重慶沱茶の1995年版を品茶。

最初に、この金奬重慶沱茶はプーアル茶ではありません。
作られた場所も中国雲南省ではなく、四川省(現在は重慶経済特区)で作られたお茶です。

しかし、沱茶というお椀型のユニークな形は早々見かけるものではありません。
沱茶の中でもっとも有名なものといえば、下関の緑盆です。
緑盆プーアル茶

沱茶のルーツをたどると1902年までさかのぼることができます。
当時、大理市にあった永昌祥がかつて作られていた貢茶の技術を元に作り始めました。大理市周辺に販路を伸ばしていった沱茶ですが、四川省を流れる沱江の水で入れると特においしいと沱江地方で人気を博し、いつしか沱茶と呼ばれるようになりました。

永昌祥は1955年に下関茶廠に合併され以降、下関茶廠が沱茶の代名詞となります。

さて、この金奬重慶沱茶は上にも書いたとおり、1995年に四川省の重慶茶廠で作られた沱茶になります。
使用されている茶葉も雲南大葉種ではなく、四川省の小葉種です。
また、製茶の方法も異なるため味わいも異なります。

作られてから20年が経っているので茶葉は手で崩せるほどになっていますが、プーアル茶のような濃厚な風味ではなく、さっぱりとした仕上がりです。程よい収斂味がありこのあたりがプーアル茶との違いの特徴でしょうか。
香りの面でも陳香はあるものの荷香や药香といった香りがあり、これらの香りは蔵茶に続く味わいといえます。

今月のおすすめで「四川茶」として紹介しているような、大理から始まり重慶、そして雅安をとおりチベットへと抜けていく味の変遷のようにも見えます。

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