7581と干し柿

中国共産党による改革が進む1976年、プーアル茶生産効率化の一環として茶廠番号を振り分けたことから始まります。そして、同じ生産効率化として熟茶作りが始まりました。
7581プーアル茶と干し柿

ということで今月は「茶廠番号1、2、3」として三つの熟茶の紹介をしています。
茶廠番号1:昆明茶厰の7581
茶廠番号2:孟海茶厰の7572
茶廠番号3:下関茶厰の8663

ということで、今日はプーアル熟磚茶 7581と干し柿をあわせていただきます。

どのプーアル茶にも個性がありますが、7581は参香、さらには昆明味と呼ばれる風味、そしてよく煎が続くこと。

この二つの組み合わせがなかなかいい具合なのです。
どこか郷愁を思わせる、ほっとさせる風味をゆっくりと長く飲んでいると体から力が抜けていきます。

干し柿をちびりちびりとかじりながら、7581をすすりながらぼーっとしていると時の流れが変わってきます。(お行儀が悪くてすみません)

でもいいのです。昔の人たちもこうやって月を眺めたり詩を読んだりしてぼーっとすごしたりしていたのでしょう。

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プーアル茶のセット

今月のおすすめはプーアル茶のセットです。
プーアル茶セット

プーアル茶にはいろいろな味わいがあります。
プーアル茶を販売にするに当たって、このプーアル茶はこういった味わい、あのプーアル茶はこんな味わいといった説明をしてもやっぱり伝わるものではありません。

だったら、いろいろなプーアル茶を試してもらおう。
という思いから今月のおすすめは生まれました。

セットは二つ。
プーアル茶の味の広がりを万遍なく味わっていただけるよう、どちらも生茶と熟茶、茶廠に変化のあるセットです。
極品は現代のプーアル茶を代表する金大益、玖瑰大益をはじめ、老茶、宮廷茶など生茶、熟茶ともに極上のプーアル茶をセレクトしました。

もうひとつの精品も老茶、名レシピ、有機茶などプーアル茶の要素をしっかりと押さえたラインナップです。

プーアル茶といえばやはり熟成。
時とともに熟成されるプーアル茶の美味しさは他のお茶にはありません。
そしてレシピに代表されるブレンド技術の美味しさも外せません。

プーアル茶とは何か?
が漠然としている方にこそお試しいただきたいセットです。

色々なプーアル茶からあなた好みのプーアル茶をお探しください。

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プーアル茶のクセと熟成、昌泰號 版納七子餅茶の場合

ちょっとクセのあったプーアル茶が熟成を経てアクセントとなるといった話を前々回の記事で書きながら「クセの話だったらこれだよな」と思っていたプーアル茶、昌泰號 版納七子餅茶 2003についてです。

昌泰號 版納七子餅プーアル茶

このプーアル茶はお香のような独特の香りが特徴のプーアル茶です。
そしてその香りが生み出す風味も独特で上手に入れないとバランスが崩れてしまう「ちょっと難しい」プーアル茶でもあります。

しかしながら、このプーアル茶もほかのお茶と同じように熟成が進んでいます。
そして、熟成によって生まれたまろやかがこの強すぎる風味は包みつつあり、クセはだんだんとアクセントへと変化してきています。

前々回のブログに書いた孟庫大雪山餅茶 明前春尖はすでにアクセントとして落ち着き飲み頃を迎えていますが、当店の昌泰號 版納七子餅茶 2003はもう少し時間が必要です。

昌泰號 版納七子餅茶 2003はここ最近評価を上げているプーアル茶です。
逆に言うと、今までなかなか評価が上がらなかったプーアル茶ともいえます。

その理由ですが、飲む人によってその感想が変わるということがあげられるでしょう。
というのも昌泰號 版納七子餅茶にはいくつかバージョンがあり、その味わいには違いがあります。
そして、その淹れ方も難しいとなるとその人が飲んだ昌泰號 版納七子餅茶がどの昌泰號 版納七子餅茶をどのように淹れたので味わいは大きく変わり結果、評価は定まりません。

そのようなある意味混乱状態であった昌泰號 版納七子餅茶には最近になってどのようなバージョンがあることがはっきりされ、バージョンごとの評価がされるようになりました。そして昔ながらの倉庫熟成されているものは熟成がしっかりと進み、アクセントのあるそのおいしさが知られるとともに評価が上がってきています。

ちなみに鑑定のポイントは内飛に押されているスタンプがひとつであるか、二つであるかがポイントとなります。
(ほかにも包み紙にバーコードの有無、包み紙のデザインなどもあります)

内飛の写真

スタンプ一つありは單天書、スタンプ二個有が雙天書とそれぞれ呼ばれています。
スタンプ一つのもののほうが初期のもので、高評価です。
(実際に風味が違います)

当店のものはうれしいことに單天書ですが、自然倉熟成なので飲み頃到来まではあと3-5年必要といったところでしょうか。

過去の姿、現在の姿、未来の姿を思いながら楽しむのもプーアル茶ならではでしょう。
前回のブログと同じ言葉でしめてみます。


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大雪山のプーアル茶

久しぶりの更新となってしまいました。

今月のおすすめは下関の大雪山と題して大雪山プーアル茶の紹介です。
大雪山プーアル茶

おすすめのページにも書いていますが、大雪山プーアル茶は最近になって「発見」されました。
この発見された茶樹群は700年以上前に拉祜族や布朗族によって広げられたといわれています。

現在の茶園では挿し木によって増やしていきます。
これはもっとも確実で、成長も早く、収穫も早く見込めるためですが、この大雪山で見つかった茶樹は種で増やされたことに特徴があります。

では、挿し木と種では何が違うの?
挿し木で増やしたものはいわゆる「クローン」となり、もともとの茶樹とまったく同じ遺伝子を持った茶樹に育っていきます。

一方で種で増やしたものは、種一つ一つが違う遺伝子を持つこととなるので多様性が生まれます。
単一な茶樹でない、微妙な違いが大雪山プーアル茶のおいしさを生み出しています。
(大雪山に限らず古くから続く茶園などにこのタイプは見られます)

大雪山プーアル茶には独特の風味があります。
どのような特徴であるかといわれると、やはり言葉で表すのが難しいのですが、孟庫大雪山餅茶 明前春尖によく現れています。

クセとも取れる風味だったので、以前は同じシリーズである孟庫七子餅茶 孟庫春尖のほうが飲みやすく、好みだったのですが、その後の熟成による変化によってこのクセがちょうどいいアクセントとして「はまって」きました。

一方の下関金絲沱茶 大雪山 尚品は大雪山茶であり、下関茶となります。
沱茶で知られる下関茶廠ですが、いくつものグレードの沱茶を作っています。

定番沱茶として作られる沱茶の中ではこの金絲沱茶が最もグレードの高い沱茶となります。
そしてこの2017年の金絲沱茶は與新業公司の特注品として大雪山茶葉で作られた金絲沱茶としても特別製となっています。
もちろん良茶なのですが何せ2017年製、そのおいしさを引き出すにはもうしばらくの時間が必要です。(逆を言えば、ぜひ今のうちにお手元に!)

一方で今月新発売とした宝焔牌 金絲大雪山緊茶は金絲沱茶と同じオーダーで作られた熟茶ですが、こちらの評判も上場です。
出来立てですでに飲み頃である熟茶なので、すでに評価されておりじわじわと値を上げてきています。
紹介ページにて「こっくりとしたコク」と書いていますが、この口感は独特でおいしさを引き立てています。この大雪山緊茶も大雪山プーアル茶のおいしさを表現したプーアル茶といえるでしょう。

ぜひ一度お試しください。

ちなみにプーアル茶作りはユネスコの世界農業遺産に登録されていますが、大雪山の一連の発見もその中に含まれていて、その中でも最も標高の高い茶樹群とされています。

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宮廷プーアル茶と熟茶の選びかた

今月のおすすめは宮廷プーアル茶です。
宮廷プーアル茶

世の中にはたくさんの宮廷プーアル茶があります。
それらはとてもおいしいもの、首を傾げるものなどなどさまざまです。
(宮廷プーアル茶に限ったことではないのですが)

宮廷プーアル茶とは一般に宮廷級茶葉を使用して作られた熟茶を指しますが、
この「宮廷級茶葉」が実は曲者です。

宮廷級茶葉とは大変細かな若芽を指します。
しかし、その基準は茶廠次第でどうとでもなってしまいます。
うまみの乗った新茶の小さな若芽が本来的な宮廷級茶ですが、すっかり味の抜けた茶葉であっても茶廠画が「これは宮廷級茶葉である」と宣言してしまえばそれまでです。小さな若芽であればぱっと見ただけでは見分けがつきません。

そしてもうひとつ宮廷プーアル茶でカギとなるのが熟茶の発酵技術です。
ごく小さな宮廷級茶葉を発酵させて作られる宮廷プーアル茶では茶葉が小さいため発酵状態の管理が難しくなります。

近年は発酵技術が進んできたとはいえ、誰もかれもが上手に作れるとは限りません。
微生物発酵を伴う熟茶作りには難しさが伴います。

ここで熟茶作りについて振り返ってみましょう。
熟茶作りの核心は、均一に、程よく茶葉を発酵させるところにあります。
一枚の茶葉の外側、中心部をともに同じように発酵させるには技術がいります。

それを解決するために取られた方法が例えば茶葉の裁断です。
茶葉を裁断してちょうどいいサイズにすることで発酵度が満遍なく揃うようにしました。

一方で、茶葉がごく小さい宮廷プーアル茶では裁断した茶葉よりもそのサイズは小さくなります。
熟茶を作る際は一山500kgあるような茶葉を一度に、均一に発酵させますが、宮廷茶葉のようなごく小さな茶葉をムラなく、いい塩梅に発酵させるには純粋に発酵技術が必要となってきます。

長くなってしまいましたが、上に書いた二つのポイントが重要です。
・茶葉のグレードについてしっかりと基準を持っていること
・熟茶作りの技術が備わっていること
=信用できる茶廠の宮廷プーアル茶であること

を基準に選ぶことをお勧めします。
(宮廷プーアル茶だけでなく一般的な熟茶にもいえます)

ということで今回紹介の宮廷プーアル茶、どちらもおいしいですよ!

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野生雲霧圓茶と雲霧圓茶2003年

今月のおすすめのプーアル茶、野生雲霧圓茶を一枚をお求めの方にはおまけとして2003年の版納雲霧圓茶を30g同封いたします。
20雲霧圓茶プーアル茶の飲み比べ写真

この2003年版版納雲霧圓茶は前回の記事に書いたようなごたごたを通じて版納雲霧圓茶 2003年とされましたが実際は易武雲霧圓茶であるものもあります。

では、今回のおまけとなる版納雲霧圓茶 2003年はいったいはたして2003年版なのでしょうか?それとも回収されなかった、版納雲霧圓茶 2003年の包み紙のままである初代 易武雲霧圓茶なのでしょうか?

サンプルとして送る版納雲霧圓茶 2003年はおいしいプーアル茶です。
味わいは薫り高い7542系というよりも8582系の落ち着いたおいしさです。
穏やかな味わいですが、まろやかさ、うまみがあり個人的にはかなり好きなプーアル茶です。

かなり好きなプーアル茶と書きましたがこれはその見事な熟成具合によるところもあります。
野生雲霧圓茶の仕入れにあたり、シンセン倉で熟成されていたものを2012年に取り寄せたのですが、お手本ともいえるような熟成具合です。

さて、上の問いの答えですが、実際のところわかりません。
というのも易武雲霧圓茶を手に入れることができないので比べることができないためです。

このサンプルの雲霧圓茶からはこれぞ易武茶葉!といったらしさは感じません。
しかし、穏やかさのあるおいしさに、易武茶葉使用(ブレンド)なのであればこうなるのかもしれません。

今思えばですが、もう2-3枚別の2003年の雲霧圓茶も飲み比べておけばよかったのかもしれませんが、やはりこの一枚の仕上がりがよかったので満足してしまったのかもしれません。

ちなみに2004、05年の雲霧圓茶も飲み比べましたがそれらよりは断然できのよさが際立っていました。(ちなみに2003年雲霧圓茶として04、05年のものを売っていたりするので気をつけてください)

といったプーアル茶らしい逸話のあるプーアル茶ですが機会がございましたらぜひお試しください。

ともあれ、野生雲霧圓茶はできのよいプーアル茶ですよ。

と話が散漫になってきたのでこのあたりにしたいと思います。

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野生雲霧圓茶の続き

前回の続きです。

さて、2002年から作られている雲霧圓茶ですが、初代雲霧圓茶である易武雲霧圓茶は実に中国らしい(?)誕生でした。
2003年雲霧圓茶プーアル茶の写真

2002年、昌泰茶業の社長である、陳世懷は雲霧圓茶を作るように指示を出します。
その後しばらくして工場に戻った陳世懷は雲霧圓茶に使用したはずの原料が残っていることに気づきます。
これはおかしいと調べてみると、どうやら間違えて易武山の古樹茶が使用されていたことがわかります。

間違えに気がついた後は当初予定の雲霧圓茶が作られました。
このように作られた初代雲霧圓茶はすべて版納雲霧圓茶として出荷されていきました。

原料を取り違えた版納雲霧圓茶は少ないし、原料の等級も高いからまあいいかという判断でもあったのでしょうか。

ところが2004年、台湾茶人である石昆牧が初代雲霧圓茶を賞味したときに「このお茶おいしすぎね?」と気づき昌泰茶業に確認したところ、上に書いたようなことが判明しました。

その後、昌泰茶業も巻き込み、易武版初代雲霧圓茶の収集をはじめましたが包み紙からは見分けがつかず、試飲をするしかないため、ごく少量のみですが回収を行います。

この回収された初代雲霧圓茶は紅色で易武雲霧圓茶と書かれた紙で包みなおし、易武版は2002年に作られたものであるため、2002年製、初代雲霧圓茶=易武雲霧圓茶として流通されました。
(ちなみに茶葉はどちらも2001年のものといわれています)
初代雲霧圓茶のプーアル茶二つ

一方で、回収されなかった初代雲霧圓茶の大部分はオリジナルの包み紙(トップの写真)のままです。
なので、2003年版とされているものの中にも2002年版雲霧圓茶(=易武雲霧圓茶)があるかもしれません(というかあります)。

このように初代雲霧圓茶は生まれました。

また長くなってしまったので次回に続きます。


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野生雲霧円茶

今月のおすすめ野生雲霧圓茶です。
大変にできのよいプーアル茶なのでお見逃しないよう!

昌泰茶業の雲霧圓茶シリーズは簡単に言うと、高山茶の春茶をコンセプトとしています
雲霧圓茶プーアル茶葉

これだけではよく耳にする高級茶でいまいち特徴がつかめないのでもう少し詳しく書くと
・高山茶(そして「雲霧」につつまれる)
・谷雨茶(春茶、4月中旬から5月初旬に摘まれた茶葉)
・一芽一葉茶
の三つを基本コンセプトとしています。


雲霧圓茶誕生十周年を記念して作られた野生雲霧圓茶(今月発売したプーアル茶)はさらに
・野放喬木茶
が追加となります。

さらに詳しく見ていきましょう。
最初の高山茶ですが、高山茶というと雲南省では標高1200mほどから高山茶とされます。
高山の中でも雲霧圓茶シリーズはその名のとおり「雲霧」につつまれるような環境で育った茶葉となります。
雲霧に包まれるというのはどういうことかというと、二つの要素があります。
・雲霧が発生するような寒暖差
・雲霧によって日光がさえぎられる

雲霧が発生する環境とは基本的に寒暖差がある環境となります。
茶に限らず寒暖差のあるところで育った農作物はしっかりと栄養を蓄えおいしく育ちます。
(お米などもそうですよね)

そして、雲霧につつまれて育つことで日光がある程度遮断されます。
これは日本茶でいうところの「かぶせ茶」と同じように、日光を制限することによって光合成がコントロールされます。

植物が生長するのに光合成は不可欠ですが、茶葉においては多すぎる光合成は強すぎる苦味につながります。
茶葉のうまみ成分であるテアニンは光合成によって苦味の強いカテキンへと変化しますが、うまみ、苦味の程よいバランスがおいしいプーアル茶を生み出します。

次に谷雨茶ですが、これは4月の中旬以降、5月の初旬までの春茶をさします。
高級茶というとまだ芽吹いたばかりの斗春茶葉などありますが、うまみの乗った二春茶葉がプーアル茶には(特に熟成を考えると)最良であるといいます。また、煎も続きます。

一般に斗春茶は香りが強いもののうまみにかけるともいいます。
一方で二春茶は香りは斗春に劣るがお茶としてのおいしさ、バランスのよさがあります。
(おいしい斗春茶でも熟成させると物足りなさを感じるものも多くあります)

と二春茶がいいと書きましたが、どうしてもうまみの総量(密度)では引けを取る部分があります。
なので、雲霧圓茶シリーズではその部分を強化するよう一芽一葉茶として作られています。

そして、10周年を記念して作られた雲霧圓茶である野生雲霧圓茶では喬木茶に仕上げられています。
もともとの雲霧圓茶は茶園茶の中から上に書いたような条件を満たす茶葉で作られています。
そのため、品質も十分ながらもお手ごろな価格となっていましたが野生雲霧圓茶は本格派プーアル茶として喬木茶として作られています。

雲霧圓茶自体は2002年以降も作られていますが、特別な名前がつけられているのは2002年の易武雲霧圓茶とこの野生雲霧圓茶だけです(ほかの年のものは版納雲霧圓茶として作られています)。

と、話が長くなってしまったのでこのあたりにしてまた次回へと続きます。

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易昌號易武七子餅茶 正品 試作品

続いては易昌號易武七子餅茶 正品 試作品です。

易昌號は昌泰茶業のフラッグシッププーアル茶であり、プーアル茶の歴史に燦然と足跡を残した歴史的名牌です。
その特徴は易武山の野放茶で作ったプーアル茶ですが、その意義は当時は政府管理下のもと、「プーアル茶とはこういうものである」という、いわば自由度の制限されていたプーアル茶の世界に「自分たちが飲みたいプーアル茶はこれだ」といわんばかりのプーアル茶を生み出したことにあります。
そのプーアル茶、易武號は大いに受け入れられ、その後のプーアル茶の茶文化を大きく広げました。

易武號プーアル茶
このプーアル茶は2007年の易昌號 正品ですが、包み紙のデザインがオリジナルのものと異なっています。
オリジナルデザインの参考に、もうひとつグレードの高い「易昌號 精品」を見てみましょう。
易武昌号精品プーアル茶
オリジナルの易昌號(2007年)の上部に書かれた「易武七子餅茶」の文字は篆体字のロゴとなっていますが、今回の試作品は簡体字となっています(下部にある雲南昌泰茶業集団出品などほかにも細かな違いがあります)。
これは中身も含めまだ包み紙のデザインが定まっていないときの試作品ということで紹介していますが、以前販売していた易昌號易武七子餅茶 正品と飲み比べを行いましたが基本的に風味は同一です。
(熟成されていた環境の違いはあります)

易武山茶を代表する易昌號ですが、その特徴は「柔和」「幽玄な」と評される風味にあり、それゆえに「プーアル茶の女王」としばしば評されます。
これは班章茶(こちらはプーアル茶の王)に代表される強い味からは間逆といえる味わいでもありますが、茶は無い味を楽しむともいわれますのでより風雅な味わいともいえるでしょう。

昌泰茶業のフラッグシップであり、昌泰茶業の代名詞ともいえる易昌號には昌泰茶業の命がかかっている(?)ともいえ、売れたからという理由でおいそれと追加で作るようなことはしません。
(一方でその知名度の高さから偽物が多く作られています)

さて、この易昌號 正品ですが、一芽三葉までの早春易武山茶で作られています。
これが精品となると一芽二葉までとなりよりグレードが高いものですが、一芽三葉茶葉がもつ柔らかな甘みというのもなかなかに乙なもので、そのやわらかさから、より「柔和」な味わいを醸し出しているといえるかもしれません。
(「幽玄」な味わいは精品のほうがわかりやすいかと思います)

易武茶として売られるプーアル茶は数多くありますが、易武茶らしい風味を持ったプーアル茶には限りがあります。
易昌號 正品はお手ごろな易武山プーアル茶なのでぜひお試しいただければと思います。

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昌泰號7538プーアル茶-追記-

昨日のブログにちょっと語弊があるかなと思ったので追記です。

書きたかったのは「701だからすごい」ではなくて「昌泰號7538プーアル茶の701はすごい」です。

昨日のブログの書き方では「プーアルカフェではあまり第一批を取り扱っていない」かのようにも読めてしまいます。

もちろんそんなことはなく、当店のプーアル茶は基本的に第一批を取り扱っており、そうでないものも試飲を行い十分においしいものをご紹介しています(以前販売していた昌泰號7538はこのケース)。

昌泰號7538にはいくつかの批があるのはすでに書いたとおりですが、そのパッケージにも違いがあります。
今回紹介している7538とその字体が異なることがわかります。
0701プーアル茶0906プーアル茶

7538でも初期に作られたものは丸みを帯びた文字で、7月以降に作られたものは角ばったものとなります。7月以降に作られたものは7548と同じ字体となっています。一方で7538の発売時のカタログを見ると丸みを帯びた字体となっていることから批の早いものは丸みを帯びている字体のもであることがわかります。(7548は丸みを帯びた字体のものは作られていません)
プーアル茶カタログ

今回紹介した昌泰號7538は丸みを帯びた字体のものですが、丸みを帯びた字体のもの、包み紙や印刷の風合いが微妙に違う版など細かい違いまでいろいろありますが、これは評判のよさからプロモーションをかける際に昌泰茶業がデザインをブラッシュアップしたためとされています。これらの鑑定ポイントから判断すると今回の昌泰號7538は最初期のものとなります。

このように細かな確認を行いながらプーアル茶の真贋を見極めていったものですが、これも一昔前といった感がありますね。


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